コンサルで起業したい。国家も企業も個人を守らない時代に突入し、働き方が大きく変わった昨今、自らの力でお金を稼ぎ、自由な仕事のスタイルを送る事ができるコンサルタントに需要が集まってきています。
コンサル起業に憧れて起業する反面、理想と現実のギャップにもがき苦しみながら活動をしているコンサルタントが多数いるのも事実。
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コンサルで起業する前にやるべき3つの事!成功するコンサルはここが違う
コンサル起業家が増え始めた事により、今までのコンサルタントの概念には無かった様々なコンサルタントがこの世に誕生しました。
●愚痴を聞くだけのコンサルタント
●掃除の仕方を教えるコンサルタント
●マーケティングコンサルタント
●SNSコンサルタント
●ワクワクを伝えるコンサルタント
●心理学コンサルタント
●オススメの本を教えるコンサルタント
●インターネットコンサルタント
数え上げればきりがないくらいのコンサルタントを名乗る人が増えました。
コンサル起業を一言で表すと
になります。
個人や企業問わず、日々訪れる悩みを解決する専門家がコンサルタントです。問題解決をする専門家とも言えるでしょう。
コンサルで起業するメリット
コンサルで起業するメリットはいくつもありますが、最も大きいメリットは、
という事が挙げられます。通常の商売の場合は必ずといっていいほど、商売をする為に必要な資金というものがかかります。
商品の仕入れや、販売する為の店舗やインターネット、人件費などなど、商品を販売して利益を出しても、利益率は限られます。
例えば飲食店で独立しようとした場合、理想とするコンセプトはあっても、お店を借りる為に必要な物件の確保から内装設備投資、メニュー開発から、スタッフの管理まで、全てにお金がかかりますよね。
独立する為には最低でも1000万円程の資金が必要になるでしょう。いざ、オープンをして一生懸命頑張っていても、売り上げに対しての利益率は非常に少ない。15%程でしょうか。
100万円の売り上げを出しても、手元に残るお金が15万円。業種によって違いますが、これが通常の商売です。
コンサル起業の場合は、元手というものが一切かかりません。つまりは、起業しようと思えば、今、この瞬間からお金をかけずに独立起業する事が可能なんですよね。
年齢・性別・人種・国籍・能力・才能、条件、一切関係無く誰もがコンサル起業する事ができます。仕入れもゼロ。人件費もゼロ。あなたの頭脳と身体一つで売り上げのほぼ全てが利益になるというメリットがあります。
一件メリットだらけのように見えますが、うまくいかないコンサルタントが増えている現状があります。
コンサル起業で多くの人が失敗する理由
コンサルで起業する人は年々増えてきていますが、その反面、起業しても失敗する人も続出しています。
メリットが高いコンサルタント業ですが、多くの人が簡単に起業できる反面、失敗してしまう1番の理由は
しないまま、独立してしまう
という点が挙げられます。名刺一つ作って名乗り始めるだけで起業できてしまうが故の現象でしょう。
コンサルですぐ起業するのは大リスク
コンサルで起業を志してから、すぐ独立する事を私は絶対におすすめしません。
「コンサルは簡単に独立できますよ!」という言葉を簡単に使う人は、コンサルタントを増やす事が仕事になっているからでしょう。
サラリーマンの感覚が抜けないまま、独立をしてしまった先には、日に日に貯金が減っていき、不安に襲われる日々を過ごすようになってしまいます。そして結局サラリーマンに戻ってしまうか、変なブローカー案件の仲介ビジネスに染まっていきます。
コンサルで成功する為には、起業する前の準備が大切なのです。当たり前の事ですよね。
ノリとテンポで、飲食店を開業してもすぐ潰れるのと同じです。きちんとした事業計画や、あなたの人生のロードマップを作り、コンサルで食べていく為に必要なスキルを身につけ
計画を確実に実行しながら、ケーススタディを積んでいかない限り、稼ぎ続ける事のできるコンサルタントになる事は不可能と言えます。
逆に、コンサルで起業する為の準備をしっかりとしてから起業すれば、大きな失敗はせずに、グングンと売り上げを出して行けるようになるでしょう。
コンサルで起業する前にやるべき事
コンサル起業には、計画が必要です。あなたがこれからコンサルタント業で独立を目指す為に、一番最初にやるべき事があります。
それは、大福帳理論を理解する。という事です。
大福帳とは江戸時代の呉服屋が大切にしてきた顧客台帳の事を言います。お店が火事になった時に銭を置いても大福帳を持って逃げる程、当時の時代から重宝されてきた顧客台帳、現代版の顧客リストの事を言います。
命の次に大切なものはお金ではなく、大福帳だったのです。江戸時代から時代は変わりましたが、その本質は変わりません。
商売で一番大切になるのは、顧客リストです。この意味はわかりますよね?どれだけ凄い専門的スキルを持っていたとしても、顧客リストが無ければ売り上げは出ません。結果、お金は稼げないのです。
あなたがこれからコンサル起業をするならば、顧客リストの大切さを【徹底的】に頭に叩き込む必要があります。
コンサルは人脈で全てが決まる
コンサルタントで起業をして間もない頃は、人脈が乏しいものです。コツコツとあなただけのオリジナルの人脈を形成していく必要があります。
起業して一番最初は誰もが人脈をつくり、顧客リストを作る為に精一杯活動をします。これは全員が歩む道です。
数年後、成功しているコンサルタントと失敗しているコンサルタントに分かれます。
成功するコンサルタントは、何故うまくいったのでしょうか?失敗したコンサルタントは何故、うまくいかなかったのでしょうか?※最低限のスキルは兼ね備えている事を前提としてます。
その理由は人脈の質にあったのです。
といっても決して過言ではありません。
スキルは大前提になりますが、それ以上に人脈が大切になります。
成功するコンサルタントは、自分の身の回りをレベルの高い人脈で固める事が出来ている為、様々な企業からコンサル依頼が殺到するようになります。
周りにレベルの高い人がいるという事は、知恵が集まる環境にいるという事ですね。知恵が集まる環境にいれば、日々あなたの頭脳はレベルアップしていきます。結果、仕事の依頼が増えていくという連鎖が始まるようになるのです。
コンサル起業の前に人脈を書き出す
コンサルで起業する前に、あなたが今まで生きてきた人生の中で出会った人を全て紙に書き出してみてください。これが、起業する前に絶対にやるべき事になります。
全ての人脈を絞り出してみてください。お爺ちゃんお婆ちゃん、お父ちゃんお母ちゃん、親友、友人、知人、他人含めて、あなただけの大福帳を作り上げる事に時間を注いでみてください。
そこに投資をした時間は、未来の資産になる可能性があります。めんどくさい作業かもしれませんが、大切な事なのでじっくり作業をしてくださいね。
自分のコンサルに当てはまる人を書き出す
コンサルが提案が出来そうな人脈を大福帳の中からさらにリストアップしてみてください。あなたがどの分野のコンサルタントでも、必ず必要としている人がいる、という前提で書き出してみるのです。
ここでポイントは、記憶の範囲で良いのであなたが出会った人の先にいる人脈まで書き出すという作業ですね。
例えば、親友はサラリーマンでも、親友の弟は介護事業で経営者をしていたりする事もありますよね。
人脈の深掘りをしていく事で、様々な事が見えるようになります。
多くの人は、コンサルで起業する事にすぐ頭がいってしまうのですが、起業する前に、顧客リストを徹底的に作り上げる、という作業をする事が、独立後の仕事に早く繋がるようになります。
コンサル起業をしたイメージを持ち、ターゲットを絞る
コンサルで起業した後に多くの人がぶつかる壁はマーケティングです。うまくマーケティングができない。やり方がわからない。そもそもマーケティングの事を良く理解していない。難しく思われがちですが・・そんな事はありません。
マーケティングのプロセスは下記の3つに絞られます。至ってシンプルですね。
●何を
●どうやって
誰に何をどうやって売るのか?これがマーケティングです。シンプルな事ですが、徹底的に考えてからアクションを起こす人は限りなく少ない。そこにチャンスの種が潜んでいます。
↓↓
悩みを持っている見込み客に対して、あなたが何のコンサルティングで、どうやってクライアントの悩みを解決する事ができるのかを、書き出しながらイメージを膨らませていけばよいのです。
例えば、あなたがインターネットマーケティングのコンサルをしていると仮定した場合は
●誰に
※ネット集客に困っている中小企業
●何を
※ウェブサイトの構築から、ネットマーケティングの仕組みを提供して、仕事を受注する。
●どうやって
※紹介をもらってオファーをする。
このように書き出してみるのです。これは、コンサルで起業する前にやる事ですからね。
コンサルのターゲットを深掘りする
起業したイメージを持って、ターゲットを書き出したら、さらに掘り下げて書き出していきます。
例えば、上記の内容だけだと漠然としていますよね。あなたがコンサルをしやすいようにターゲットを掘り下げていくのです。
仮にあなたが、ペット好きだった場合は
●誰に
※ネット集客に困っている中小企業
↓
集客に困っているペットショップの経営者をターゲットにする。
↓
ペットショップ経営者は、どのような事で悩んでいるのか?
考えられる悩みを全て書き出す。
わからない事はインターネットや、知人から情報を収集する。
●何を
※ウェブサイトの構築から、ネットマーケティングの仕組みを導入して、仕事を受注する。
↓
あなたがコンサルするものが、ペットショップ経営者にとって、どれだけのプラスになるのか?を全て書き出す。
集客に困っているペットショップ経営者が、あなたがコンサルするサービスを導入する事によって得る事ができる理想の未来【ベネフィット】を書き出す
※ベネフィットとはお客様が商品、またはサービスを手に入れる事によって得られる理想の未来の事を言います。
●どうやって
※紹介をもらってオファーをする。
↓
大福帳を見て、今まで培ってきたあなたの人脈の中に、ペットショップ経営者と繋がれる人脈がある場合は、重要リストに分けて管理してください。
もし、あなたの人脈の中にペットショップ経営者がいない場合は
ゼロからペットショップ経営者の人脈を作る為の方法を紙に書き出しましょう。ここ、重要です。
コンサルで起業してから人脈を作るのは、もちろん必須にはなりますが、起業する前にこのようにターゲティングとシュミレーションを繰り返していくと、自然とあなた自身のコンサル能力を高める訓練が行われている事になります。
人脈がなかった場合は、
●どうやって?
その人脈と接点を作り、どうやってオファーを出せば仕事が受注できるだろうか?までを、徹底的に考えるのです。
コンサル起業で成功する為の、段取り8割行動2割
コンサルで起業して成功し続けているコンサルタントは、段取り8割行動2割の理論を理解しています。
逆に、うまくいかないコンサルタントは、段取り0の行動10割。数打てば当たる理論で非効率極まりない行動をしている人も多数見かけます。
建設現場も段取りが全てですよね。見習いは一番やる気があるのですが、段取りのやり方がわからないまま、がむしゃらに仕事をするので容量が悪く、失敗ばかりします。
一方、一流の職人は全ての段取りをきちんと行い、設計図と効率をきちんと頭に叩き込み、工期に送れずに仕事を綺麗に完成させることができます。持っている道具や使う建築資材は全く同じでも、段取りを極めているので少ない労力で圧倒的な差が出てしまうのです。
段取り上手は成功する。現場職人もコンサルタントも、同じです。
コンサルで起業する前に、どれだけ段取りを徹底する事ができるのか?ここを意識しておいてくださいね。
まとめ
コンサルで起業する前にやっておくべき3つのポイント
●自分のコンサルに当てはまるリストを書き出す事
●ターゲットを深掘りして、シュミレーションをしながら、必要な事を書き出す事
この三点を行うだけでも、他のコンサル起業をする人とは違ったスタートダッシュができるようになるでしょう。
コンサルで起業して成功すれば、あなたの元には好きなだけお金と時間が手に入ります。
せっかくコンサルタントを目指すのであれば、起業する前に極力リスクを減らし、スキルを磨き、段取りをきちんとした上で、スタートしてみてくださいね。
コンサルタントで成功する為の考え方や手法なども、今後定期的にブログに投稿していく予定です。
あなたの起業人生が輝かしいスタートになりますように。
コンサルタントの悩みを持っている方は、下記の無料相談ラインからお気軽にご相談ください。